自転車にも反則金導入?

大阪府警が電動キックボードでの”違法走行”に対し、青切符を切るという形で取り締まりを強化していることが先日新聞報道等で明らかになりました。


電動キックボードに関しては、公道走行に必要な装備を備えずに走るケースや、歩行者と接触するなどの事故が問題視されて来ましたが、ついに取り締まりという手段に出なくてはならない状態と判断されたのでしょう。
残念ながら当然の結果ではあります。

とはいえこの問題、電動キックボードだけを悪者にしてお終い、という訳にもいかないようです。

警察庁は自転車に関しても現行の取り締まりから一歩踏み込み、ついに反則金制度を導入する検討が始まっています。(毎日新聞 4月15日

自転車は誰でも手軽に乗れる便利な道具である反面、残念ながら歩道では歩行者、車道では車とのトラブルが減りません。
近年、自転車の利用者が増えるのに従って事故の発生件数も増え続けています。
警察官から複数回の指導を受けた運転者に講習を義務付ける自転車運転者講習制度も作られましたが、それも決定打とはなりませんでした。

どのような取り締まりになるのかはまだ分かりませんが、日ごろ街中で走る自転車を観察していると、危ないなと感じる自転車には共通することがあります。
それは自転車の基本的な規範「自転車安全利用五則」が守れらていない、ということです。

【自転車安全利用五則】
1 自転車は車道が原則、歩道は例外
2 車道は左側を通行
3 歩道は歩行者優先で車道側を徐行
4 安全ルールを守る(夜間ライト点灯、二人乗りの禁止など)
5 子どもはヘルメットを着用

(引用:自転車の安全利用推進委員会HPより)

たった5つです、でもこれをシッカリ守って走ることが出来ている自転車は、残念ながら数えるほどしか居ません。
取り締まられるから、ではなく運転するあなたと、街で生活する皆さんが安全に暮らすために、いま一度ルールを確認してみてはいかがでしょう?

弊社では交通安全指導員資格を取得した社員が交通ルールへのご質問や安全指導講習会などに関してのご相談にも対応できるよう努めております。ご不明の点があればお気軽にご相談くださいませ。

 

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