「自転車安全利用五則」の改定について

自転車を安全に利用するための指針「自転車安全利用五則」が15年ぶりに改訂されました。
(新)自転車安全利用五則(2022年11月1日~)​
(1)車道が原則、左側を通行(歩道は例外、歩行者を優先)
(2)交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
(3)夜間はライトを点灯
(4)飲酒運転は禁止
(5)ヘルメットを着用​
※ちなみに以前は以下のとおりでした↓
(旧)自転車安全利用五則(2022年11月1日廃止)
(1)自転車は、車道が原則、歩道は例外
(2)車道は左側を通行
(3)歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
(4)安全ルールを守る
・飲酒運転・二人乗り・並進の禁止/夜間はライトを点灯/交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
(5)子どもはヘルメットを着用
大きな変更点としては
・自転車の車道走行の原則の明確化
項目③として存在していた「歩道は~」が消えたところからも
(括弧書きでしぶとく残っていますが)
「自転車は車道走行」が再度強調された形です。
・曖昧だった「安全ルール」の強調

「交差点では信号と一時停止を守って、安全確認」「夜間はライトを点灯」「飲酒運転は禁止」の3点を項目として扱っていることから、この3点は特に重要だと捉えて良いと思います。確かにこの3つを守らずに走って無事でいられるとは思えません。

・全年齢でのヘルメット義務化
「子どもは」が消えました。道交法改正により全年齢で「自転車の運転者は乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない」と努力義務になりましたので、これは当然の流れでしょう。
いずれも毎日自転車を利用する人にとっては大事な点ですので、いま一度内容を確認のうえ、毎日の安全な業務遂行に活かして下さい。
ご不明な点やヘルメット等安全装備についてのご相談は、修理・メンテナンスで伺うメンテナンススタッフや当社営業まで何なりとご相談下さいませ。
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株式会社シゲオー