2018年11月30日 国土交通省主催による「全国シェアサイクル協会」に参加してきました。
https://www.cyclesports.jp/depot/detail/103979
今年で第9回を数え、地域の活性化、観光での新たな移動手段、公共交通の機能補完などを目的として多くの自治体や駐輪機器などの企業が情報交換をしました。
国土交通省などのレポート報告から、シェアサイクルはスタートアップ的な立場から普及・拡大期に入ったとの見解が出されました。
今後の課題としてはポートの設置密度を挙げていて、自転車活用推進法のもと、歩道や公共用地への設置に関するサポートなどが幾つか紹介されました。
現在、ポート設置(台数増)が頭打ちとなっている区なども今後そのような手段によってポート数が再び増えていくものと予想されます。
また、以前シゲオーの社員旅行で訪れた金沢市のシェアサイクル運営事業者が事業の報告を行っておりました。
シェアサイクル草創期に事業をスタートした金沢市ですが、近年の北陸新幹線開通以降、利用者が大幅増加となっているそうです。しかしながら、シェアサイクル活性化に伴い新たな問題も発生しているようでした。
その中の一つに、車体の寿命も挙げられていて、BSのベガスという比較的頑丈な自転車を採用をしているにもかかわらず、車体寿命はなんと2年ということでした。観光客のお荒っぽい利用が多いこと、降水量の多い地域性などが原因としてあるようです。
シャアサイクルの認知度と需要は近年すごい勢いで上がっていることは事実で、運用は益々大変になってくるのだろと思いました。車体の維持管理のためには定期的な点検整備が大事になってきます。
定期的に車両点検をして少しでも自転車の寿命を延ばすことで、経費削減にもつながってきますので、シェアサイクルに限らず、自転車を業務で使用している事業者様も自転車の定期点検をぜひおすすめいたします。
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